ふたば学舎とは?

ふたば学舎とは? 交流・学び、歴史・文化、ものづくりを通して、地域活性化を担う人材を育成することを目的としたセンター。神戸市・長田区に位置し、かつて小学校であった校舎をそのまま利用しています。

住所:653-0042 神戸市長田区二葉町7-1-18
会場へのアクセス:
市営地下鉄海岸線「駒ヶ林駅」出入口1より西へ徒歩約6分
JR神戸線・市営地下鉄西神山手線・市営地下鉄海岸線「新長田駅」より南へ徒歩約13分

Sanzuiとは?

Sanzuiは「考えることを、生きがいに。」をミッションに、イベント企画やプロジェクトの実践を通じて、考えること、またそれを交わし合うことの面白さや豊かさを提案し、それぞれの生き甲斐に繋げることを目指しています。

X(旧Twitter):@sanzui_jp
Instagram:@sanzui_jp


主催あいさつ
「ふたばZINEフェス2024」発起人の沖です。ささやかながら挨拶。
6月30日ふたば学舎 にて開催です。関西を中心にZINEの出店者が集います。

僕の最近の理解ではZINEは手紙やメモのようでいて、でも誰もに届けられる媒体の総称だと思っています。フリーペーパーや同人誌とはそこで差異があるような気がします。
そうなると日常のさりげなさ、「みんな別にこんなことに興味をもたないだろう」というノイズを拾っていくかことこそが重要で、ZINEはその受け皿として存在しているのではないか考えています。

それの何が面白いのか?というはてなもあるとは思いますが、ひとつの回答としては、その疑問が面白さに変わる出店者さんと作品がたくさんあるので、はてなのまま一度来てみてください。とお伝えしたいです。
しかし、もう少ししっかり解答しなくてはならない気もしますね。(これから出店を考えるはじめての方のためにも)もう少ししっかりと答えるなら、「決して面白くなくても、人は考える生き物なので大丈夫」と答えたいと思います。どういうことかというと、例えば受け手はテキストを読むとき、決してテキストの内容だけを読んでいるのではなく、なぜそのテーマにしたのか、なぜこの人はこういう文体なのか…なぜ、なぜ、なぜ…?と、連想ゲーム的に考える、そして一つの物語として納得し結論をつける、それが人間の情報との接し方だと思います。コンテンツとしての面白さというのは、そういう風に解釈するのであれば殆ど意味がないものだと考えてもよいのかもしれません。
結局、情報とは常に仮の状態で留まることしかできません。ターミナルとしてその受け手の頭の中に残り、あるタイミングで別の駅と接続していく。そういうものだと思います。

さて、面白いか面白くないかを軸として書きましたが、これはやはりZINEを知らない人に向けて説明する時に、「個人が好きに書く本」のような言い方をすると、そんなん面白いのか?というのは当然湧いてくる疑問で、その応答は加えておく必要があると思い記載しました。
というわけで、こうした応答とともにプログラムや料金などのシステムを考え、ZINEをはじめて見る・触れる人に興味関心を持ってもらうための接点をつくっていきたいです。

加えて、本イベントではZINE界隈の人同士で売って買っての企画として終わらせたくありません。折角ZINEというタイトルで祭りの機会を用意するので、やはりZINEの可能性や歴史…もう少し間口を広げてネット言論や出版、神戸の話など、ZINEとの結びつきを考えつつ、参加者が考える材料を持ち帰ってもらうことも我々が目指すべきことだと考えています。
僕は出版の業界にいた人でもありませんし、知識はかなり弱い。決して頭も良くないのですが、業界のさまざまな人とコミュニケーションもとりつつ色々と考えてみます。

とはいえ、今回は1回目で且つ5時間です。色々可能性を検討しつつも、イベントとして成功させて今後に繋げていくことが重要です。(運営が破綻しないなど……。)
気軽にご参加、そして遊びに来てくださいね。
そして、参加者やプログラムはまだまだ公開予定?!

Sanzui 沖 健汰